実は、不動産購入で必要なお金は、物件価格だけではありません。
安心して購入計画を進めるためには、事前に「諸費用」や「住宅ローン」について正しく理解しておくことが不可欠です。
初めての方でも分かりやすいように、住宅購入の資金計画の基本を丁寧にご説明します。

購入に必要な総額について

まず、購入に必要な「総額」は、大きく2つの要素に分けられます。

計算式の図

購入に必要な総額について

意外と知られていない「諸費用」ですが、主に以下のようなものがあります。

  • 仲介手数料(中古物件の場合)

    不動産会社に支払う成功報酬です。

  • 住宅ローン関連費用

    金融機関に支払う保証料や事務手数料などです。

  • 登記費用

    不動産の所有権を登録(登記)するための費用や、司法書士への報酬です。

  • 税金

    売買契約書に貼る「印紙税」や、購入後に支払う「不動産取得税」などがあります。

  • 火災保険料・地震保険料

    住宅ローンを組む際に加入が必須となる場合が多いです。

  • その他

    引越し費用や、新しい家具・家電の購入費なども見込んでおくと安心です。

自己資金の目安について

自己資金の役割とは?

頭金とは、物件価格の一部を自己資金で支払うお金のことです。頭金を用意するメリットは大きく2つあります。

  • 住宅ローンの借入額を減らし、月々の返済を楽にすることができる。
  • 金融機関からの信用度が上がり、住宅ローンの審査に通りやすくなる。

みんな、いくらぐらい用意してる?

一般的に、物件価格の1割~2割を頭金として用意する方が多いです。
もちろん、最近では「頭金ゼロ」で購入できるプランもありますが、その分借入額が増えるため、月々の返済負担は重くなります。
ご自身の家計と相談しながら、無理のない範囲で準備することが大切です。

住宅ローンの基礎知識

無理のない借入額の考え方

住宅ローンで最も大切なのは、「金融機関が貸してくれる額(借入可能額)」ではなく「自分が無理なく返せる額」で考えることです。

一つの目安として、年収に占める年間返済額の割合を示す「返済負担率」があります。
一般的に、この返済負担率を25%以内に収めると、家計に過度な負担をかけずに安定した返済が可能とされています。

金利の種類

住宅ローンの金利には、主に「変動金利」と「固定金利」の2種類があります。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身のライフプランに合ったものを選びましょう。

変動金利

【メリット】

  • 当初の金利が低い
  • 市場金利が下がれば返済額も減る

【デメリット】

  • 市場金利が上がると返済額が増えるリスクがある

固定金利

【メリット】

  • 返済額が将来にわたって一定で安心
  • 市場金利が上がっても影響を受けない

【デメリット】

  • 変動金利に比べて当初の金利が高い

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